くたばるときは前のめり

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アーモンドアイの凱旋門賞回避に思うこと~日本の最強馬2頭で挑戦してほしかった欧州の頂点

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↑未だ日本調教馬が制覇できない世界の最高峰

 

皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。

 

個人的にはとても残念なニュースです…アーモンドアイは凱旋門賞回避とのこと…

biz-journal.jp

回避の理由は

「ドバイ遠征における新たな環境への対応・レース後の様子・長距離輸送での体調の変化などを精査した結果、凱旋門賞への挑戦はこれまでの本馬の経験上、コース・距離・斤量、そして初めての環境と全てがタフな条件となることから、環境適応力・レースそのものの本馬への負荷・レース後のケア環境・長距離輸送などの条件を鑑みますと、「ベストのレース選択ではない」、との結論に至りました。」

とのことですが、記事では下記のようにも書かれています。

ルメール・ファースト」のノーザンの状況、さらには同系クラブの有力馬のバッティングを避ける"使い分け"は、今やトレンドだ。

もしルメールさんが確保できない、という理由で回避されたのであれば、競馬ファンとしてはあまりにも残念というしかありません…

 

他にもいい騎手はいっぱいいるはず…

アーモンドアイはクラブ馬ですし、(輸送費用の負担など)会員の方への配慮等の事情もあるのでしょうが、もしルメール・ファースト主義が最大の原因だとしたら、個人的に思うのは「ルメール騎手以外にもいい騎手はいっぱいいると思うけどな…」と思ってしまいます。

それこそ、サートゥルナーリアをデムーロ騎手に戻せばいいのでは?とも考えてしまいます(あくまで回避理由がルメールファーストが原因だったら、の話ですが…)

また、回避の理由に「タフな条件」とありますが、それはどの馬にとっても同じことです。サンデーサイレンス系の父を持つ産駒より、キングマンボ系のロードカナロア産駒のアーモンドアイのほうが欧州の芝には適応できる可能性が高いと思ってしまうのですが…(アーモンドアイの母父はサンデーですが…)ま、関係者の方にしかわからないことのほうが多いので素人がどうこう言っても仕方がないのですが。(アーモンドアイも体質的に強くなさそうなのも原因だとは思います)

ただ、なんとなくデムーロ騎手がサートゥルナーリアに乗り続けていれば、アーモンドアイとサートゥルナーリア2頭のそろい踏みが見れたんじゃないか?とそんなことも邪推してしまいます…(邪推しても仕方のないことですが…)

 

日本馬の凱旋門賞挑戦

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↑サートゥルナーリアはダービーも制して世界に羽ばたけるのか…?

 

ではもしサートゥルナーリアが凱旋門賞に出た場合は勝てるのか?ということになりますが、個人的には十分チャンスありと思っています。

凱旋門賞は3歳馬に斤量面で有利ですし、父ロードカナロア✖母父スぺシャルウィークという血統も父ディープインパクト✖母父ストームキャットとかよりは比較的スタミナに寄ると思いますので相性がいい気がするのですがどうでしょうか…?

ただし「早めに現地に行って欧州特有の力のいる芝に慣れさせつつ前哨戦をこなしておく」というおが条件になりそな気がします。ぶっつけでポンと行って勝てるほど甘くないことは過去の先人たちの挑戦からも明らかです。ポイントは「欧州型の馬体に変えることができるか?」という点になりそうです。

 

いずれにしても、引き続き日本勢には頑張ってほしいです。やはり挑み続けないとチャンスは生まれません。

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↑久世のアニキも「勝負に負けたやつが敗者になるんじゃない、最後まで"張り続けられなかった"ヤツが負けるんだよ」っていってる。競馬の世界もまさにそうだと思ってしまうのです…(久世のアニキを知らない人は龍が如く0をぜひプレイしてください)

 

個人的にはアーモンドアイを管理する国枝調教師が今どんな気持ちなのか…率直な感想を聞いてみたい気がする今回のアーモンドアイの凱旋門賞回避でした。