今週のお題「平成を振り返る」~個人的平成の競馬名勝負
↑ヤッパシどんなのでも一騎打ち、どつきあいを見るのはすごい好き。ドンフライ 対 高山とか、νガンダム VS サザビーとかミハエル・シューマッハ 対 ミカ・ハッキネンとか…
皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。
今日は東京開催が開幕してきたので行ってきましたが…9レースから勝負して全滅と散々な結果でした。やっぱし重賞以外のレースはどうにも相性が悪い…今後改善していかないと行けませんね…
さて、今週のブログのお題が「平成を振り返る」でしたので、うちのブログではヤッパシ、「平成の競馬名勝負を振り返る」で行くのがらしいかなと。
なお選ぶにあたって
①個人的に名勝負だと思うレース
②あくまで"名勝負"なので1頭がぶっちぎったレースとかはあえて選ばない
という観点から選んでおりますので、「あの*****の名レースがないじゃないか!」(ディープの菊花賞とかオルフェの有馬記念とか)ってなるかもしれませんがあしからず。
名牝2頭とその年のダービー馬の名勝負。ウオッカが1番人気、ダイワスカーレットは休み明けが嫌われたか2番人気、その年のダービー馬のディープスカイが3番人気でした。
レースのほうは最初の1000mは58台のハイペースで進み、最後の直線で有力馬3頭のどつきあいが始まり、一旦はウオッカが差したようにも見えましたが、なんとダイワスカーレットが内からもう一度差し返し、もつれるようにして牝馬2頭とほんの少し遅れてディープスカイがゴール版を駆け抜けました。
とんでもなく長い写真判定の結果、ハナ差2cmでウオッカの勝利が決まりました。
レース前、特にウオッカ陣営はダイワスカーレットに負け越していたこともあり、今回のレースでは並々ならぬ思いでレースに臨んだと聞いています。その執念が実ったかのようなハナ差勝利でした。
最後はほんのわずかな差でウオッカに軍配が上がりましたが、正直この2頭に能力の差はないと思いました。競馬の神様が気まぐれでたまたま微笑んだ相手がウオッカだった、と思ってしまう大接戦のゴールでした。
リアルタイムで見てないのですが、何度見てもしびれるのがこの天皇賞。
メジロマックイーンは史上初の天皇賞・春の3連覇がかかるレース。対するライスシャワーは大幅に体重を絞って究極の仕上げでこのレースに臨みました。
スタート地点でのゲートインでマックイーンがゲート入りを嫌う不穏な雰囲気で始まったこのレース。レースは道中、先行するマックイーンをライスシャワーは直後で徹底的にマーク、3コーナーでマックイーンがスパート、ここからライスシャワーとマックイーンとの追い比べが開始されました。
最後は1完歩ごとにライスシャワーが差を広げ、レコードで天皇賞を制しました。
本当にちっこい馬でしたが、3000以上限定で発揮する驚異的なパフォーマンスはこの先も忘れないと思います。
この天皇賞は、最強のステイヤー2頭がガチンコでぶつかり合い、プライドをかけてどつきあった結果、より長距離と京都を愛したライスシャワーのほうに、勝利の女神を微笑ませるだけの何かがあったような気がした1993年の春の天皇賞でした。
個人的に1番の一騎打ちはこの1999年の有馬記念。
その年の宝塚記念で3馬身差でグラスワンダーに屈したスペシャルウィーク陣営が、ラストチャンスとして必勝を期して臨んだこのグランプリ。
レースはスペシャルウィークはグラスワンダーを徹底的にマークして最後方から進める展開。向こう正面から3-4コーナーに入り徐々に追い出しを開始する2頭。
最後の直線に向き中山の急坂を駆けあがり、2頭が内で頑張るテイエムオペラオーをわずかに交わし、2頭が馬体を合わせたところがゴールでした。
勢いは完全にスペシャルウィークでしたが、写真判定の結果は4cm差でグラスワンダーに軍配が上がりました(今見てもスペシャルウィークが勝ったように見える…)
勝負に負けてもグラスには負けない、と言わんばかりのレースぶりは武さんの何か執念を感じたレースでもありました。
2頭が持てる力のすべてを出したこのレース。最後の直線は競馬の醍醐味が凝縮されているような気がしました…
令和はどんな名レースが生まれるのか
以上、個人的に選ぶ平成の名勝負でした。
他にもナリタブライアンとマヤノトップガンの阪神大賞典とか、ジャングルポケットとテイエムオペラオーとのジャパンカップとか他にも紹介したいレースはいっぱいあるのですが、個人的なトップ3のレースを上げてみました。
まもなく平成が終わります。令和はどんな名勝負が生まれるのか…期待して新しい年号が始まるのを待ちたいと思います。