本日の宝塚記念~やはり実力馬の揃ったGⅠは見応えあり!
↑上半期GⅠの締めくくりとしては実に内容の濃いレースだったと思います。やはりGⅠはこうあるべきだなと
皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。
本日行われた上半期最後のGⅠの宝塚記念、皆様いかがでしたでしょうか??
今回の宝塚記念、GⅠ馬が6頭(内ダービー馬2頭)と実に豪華な顔ぶれで馬券的にはけっこう悩みました。なんかどれも来そうな気がして…
ただ最後は、今回は”グランプリ”であることを考えると自分の好きな馬から買っていく方針にしました。買った馬がこなかったり、買ってない馬が来てしまったら仕方ない、くらいの気持ちで予想を組み立てました。
お気に入りのリスグラシュー、キセキ、それにステイゴールド産駒も好きなのでエタリオウを頭にした三連単と、ずっと応援してたリスグラシューの単複(をちょこっと買って)勝負していました。
たぶん、今年の上半期で一番スタート前に興奮したGⅠだったと思います。
結果は下記の通り…
2番手からレースを進めたリスグラシューが非常に強い競馬で抜け出し、最後はキセキに3馬身をつける圧巻の競馬で2つ目のGⅠタイトルを獲得しました。
本命にしたリスグラシューのおかげで単勝、複勝、三連単すべて馬券取れて実に御満悦。
しかし…改めて見てもリスグラシューはホントに強い競馬でした。ハーツクライ産駒の覚醒としてはジャスタウェイ並みの大爆発だったと思います。4角からの手ごたえが抜群で「これはいけそう」と思いましたが、まさかキセキに3馬身もつけて勝つとは思っていませんでした。正直、「すげえ!!こんなに強かったっけ??」というのが最初の感想です…
↑テレビの前でこんな感じになってました…
が、ずっとリスグラシューを応援していた自分としては非常にうれしい結果になりました。ハーツクライ産駒は宝塚記念ではあまり成績よくなかったのですが、杞憂に終わってよかったです…むしろハーツクライ産駒の成長力を見せつけられた気がします。
惜しかったのはキセキ。スタートは若干遅れ気味のように見えましたが、いつも通り前へ向かい、最後直線で堂々と迎え撃った姿は実に立派だったと思います。
何かまたバケモノじみた女の子(リスグラシューの年齢で”女の子”というのもどうかと思うのですが…)に負けてしまった形になりましたが、自分でレースを作って2着確保は大変立派だったと思います。やはりこの馬も強い。どうにもGⅠでは2-3着が続いてしまっていますが、今後は1つくらいGⅠ勝てるかも…と期待して秋まで待ちたいと思います。
3着のスワーヴリチャードもドバイ帰りの疲れも見せず見事な走りだったと思います。たぶん、3コーナー辺りからまくっていったんだと思いますが、最後まで足色が鈍らないのはさすがでした。
この馬もハーツクライ産駒ですし、まだまだ伸びしろがないと言い切るには早いと思います。次はどこに向かうのかはわかりませんが、秋にも元気な姿を見せてほしいと思います。
4着はアルアインでしたが、やっぱりちょっと距離が長かったのか最後は大阪杯で見せた伸びがありませんでした。結果的だけ見ると安田記念のほうが好勝負できたかも?と思ってしまいますが難しいところですね。ただ、ディープ産駒の牡馬としては息の長い活躍ができており好感が持てます。
個人的には今後はマイル~2000mまでの距離を極められる可能性があると思います。
秋には天皇賞が2000mのGⅠになりますし、マイルCSもあります。何なら香港マイルor香港カップに出てもいいと思います。この馬の今後も注目です。
案外とだらしなかったのはレイデオロ。一応、三連単では2列目に持ってきましたが、なんとなくドバイの気性難的なイメージがあり、自分の印的には連下筆頭、といった扱いにしましたがやっぱり飛びました。掲示板に乗って最低限の面目は保ったといったところでしょうか…
レース後にルメール騎手は「馬場が合わなかったかも?」といった感じのコメント出していますが、個人的にレイデオロは上がり重視のスパっと切れるタイプの足ではない気がしますので、今回の馬場だとレイデオロにとってはそんなに不利ではないと思っているのですが…現状ではちょっと判断できませんね。
ただ、今回の結果からやっぱ府中のほうがどちらかといえば合いそうな印象を持ちました。秋は天皇賞かJCに出てきたら馬券買うか検討したいところです。
それ以外だと…頭に買ったエタリオウは道中積極的に動くも9着という結果でした。
ただ、今回は結果が出ませんでしたが、今後も横山さんとのコンビは継続してほしいですね。まずは1勝、GⅢでもいいので重賞のタイトルが欲しいですね…
もしくは思い切って海外遠征のほうが結果が出るかもしれません。オーストラリアのコーフィールドカップやメルボルンカップを目標にするのもいいかもしれません(向こうの芝が合うかわかりませんが…)いずれにしても、今後の成長を期待したい1頭だと思います。
2019年宝塚記念を戦い終えて
今年の宝塚記念はとにかくリスグラシューが強かった、の一言に尽きると思います。
正直、東京新聞杯を勝ったころには、牡馬の一線級をたたき伏せることができるほど強くなるとは夢にも思っていませんでした…
そういう意味では昨年のモレイラ騎手が乗って勝ったエリザベス女王杯が一つの契機になったと思います。この後は海外へ、といったプランも出ているようですが、今日のようなパフォーマンスが出せれば仮にアーモンドアイとぶつかってもいい勝負ができそうな気がしますし、海外のアウェーでも好勝負できるのではないかと思います。
まずはゆっくり疲れをいやしてほしいですね。
そしてやはりグランプリでずっと応援していた馬が勝つのは格別でした。こういうレースが毎年できれば宝塚記念も価値がさらに上がると思います。
また、レーン騎手にはまた来てほしいですね。自分も新潟大賞典から宝塚記念までホントお世話になりました…(けっこう取らせてもらった馬券多いです)次はいつ来てくれるのか楽しみです。
↑最後にGⅠ勝って帰るレーン騎手。
次来たときはまたよろしくお願いします!(馬券的に)
そして来週から夏競馬が本格的に始まります!
ビッグレースは少なくなりますが、夏競馬のちょっとゆーるくなる雰囲気、荒れがちなレースが増えるあの感じ、嫌いじゃありません。
今年は北海道遠征も予定していますので、札幌で競馬も楽しめたらいいなと思っています。