くたばるときは前のめり

お初にお目にかかります。クルマやら競馬やら温泉やら好き勝手に綴っていきます。ウマ娘のお気に入りはグラスワンダーとライスシャワー。

先日のスプリンターズステークス~タワーオブ"ホンコン"も見てみたい見事な勝利

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↑見事な勝利を飾ったタワーオブロンドン。短距離王国の香港でも好勝負できそう??

 

皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。

 

ちょっと時間たってしまいましたが、先週のスプリンターズステークスですが皆様いかがだったでしょうか??

 

グランアレグリアステルヴィオが回避となりましたがダノンスマッシュ、タワーオブロンドン、モズスーパーフレア、ディアンドル、ミスターメロディが参戦し、かなり層の厚いレースになったと思います。

 

自分は先行力を評価してモズスーパーフレア、スプリンター3歳馬では一番期待していたファンタジストを頭に三連複フォーメーションで勝負していましたが結果は下記の通り…

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戦前の予想通り、モズスーパーフレアが先行、かなり厳しいラップを刻み4コーナー手前でミスターメロディが動いて最後の直線、モズスーパーフレアもかなり頑張ったと思いますが、仕掛けられてからの伸びが明らかに違いました。


タワーオブロンドンがきっちり差し切ってGⅠ初制覇。2着に粘ったモズスーパーフレア、3着には最後脚を伸ばしたダノンスマッシュという結果でした。

 

勝ったタワーオブロンドンは夏からかなり使ってましたので心配した方が多かったのか最終的には2番人気でしたが疲れを感じさせない脚で見事に勝利を収めました。

 

モズスーパーフレアもかなり頑張りましたが、もうひと踏ん張りが効かず2着でした。
着差は少なかったですが個人的には少しタワーオブロンドンとの力の差を感じました。来年、どのようにパワーアップするか期待です。

 

逆に力を感じたのはダノンスマッシュ。道中はかなり苦しい展開でしたが、最後あれだけ詰められたのはやはり力がある証拠かなと。今回は少々悔いの残る結果かと思いますが、来年以降も注目だと思います。

 

期待していたファンタジストは大外枠も響いたのか大敗を喫しました。
ちょっと何が原因かよく情報を集めたいところですね…勝てなくても掲示板には載ると思ったのですが…

 

で、馬券の方は当たったものの見事にトリガミ。てか馬連よりも配当低いんかい…(もはや大差ないですが)

まあガミった金額も大したことないので今週末以降、頑張りたいと思います。

 

タワーオブロンドンはこれで今年の最優秀単距離馬の最有力候補かと思います。

競馬予想TV!ではヒロシさんが「この馬はタワーオブホンコン!!」みたいなこと言っていましたが、確かにこの強さなら香港スプリントでも見てみたいですね…それはダノンスマッシュも同じですが。

 

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↑実は行ったことないんですよねー。香港。仕事では一時期香港担当だったんですが…

 

どうでもいいですが、JRA賞の最優秀単距離馬は現状、マイル以下の馬が対象になっている感がありますが、個人的にはスプリント(~1400m)とマイル(~1600m)は分けたほうがいいと思うんですがどうでしょ??

実際、ロードカナロアタイキシャトルのようなスプリントとマイル戦両方強かった馬もそれなりにいますが、個人的には違うジャンルだと思うんですよね…

 

まあそんなこと言ったらダートは一括りだし、各2歳~4歳以上最優秀賞自体は距離うんぬんに関して決められてはいないのですが。

 

さて次は毎日王冠京都大賞典です。
注目は毎日王冠のダノンキングリーですかね…このコースは実績ありますし、ひと夏越してどれだけパワーアップしたか楽しみです。

 

京都大賞典はエタリオウの1勝馬から脱出なるか??が気になります。まあ三連複の軸には最適だと思いますが…

ある意味、ステイゴールドの正統後継者…なのかもしれません。むしろこの馬がステゴよろしく香港で勝ったりして…

 

そして日本時間深夜には凱旋門賞です!

エネイブルの三連覇が濃厚な戦前の予想で、日本馬の悲願はかなり遠そうですが果たしてどうでしょうか…

本日の神戸新聞杯/オールカマー~どちらも有力馬の始動戦ながら全く別の様相に!?

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↑西のほうは改めて能力の高さを見せつけた形のサートゥルナーリア。一方で東のほうは…

 

皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。

そしてお久しぶりです。

 

最近、どうにもブログにしたい重賞がなくて更新をさぼってしまいましたが。今週は3連休ということもあって中日の日曜日は次の日の心配しなくていい、ということで中山でオールカマーを現地観戦しに行きました!

 

さすがに連休の中日の開催でしたのでお客さんはかなり入っていたと思います。

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今回、オールカマーを見にわざわざ中山まで行ったのは、ウインブライトとレイデオロの始動戦、ということでなかなか見ごたえのありそうな対戦カードだと思ったのが大きいです。

また、西では春のクラシックで活躍したサートゥルナーリアとヴェロックスが始動するということでこちらも楽しみにしていました。

 

で、まずは神戸新聞杯ですが戦前の予想ではサートゥルナーリアとヴェロックスの一騎打ちでほぼ競馬ファンの予想はおおむね一緒だったと思います。もしかしたらワールドプレミアが間に割って入るか…?といったところでしたが、自分の本命はジャスタウェイ産駒の重賞初制覇がそろそろ見たい!ということでヴェロックス本命でした。

 

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馬券は「三連単にしても絶対配当つかねーだろコレ」としか思えなかったので今回は単複1点で勝負してました。少頭数の時はよくやりますコレ。

や、なんか好きなんですよヴェロックス。やばいくらい好きなジャスタウェイの産駒ってのもありますが、あと一歩、もう一歩が足りない感じが何となく応援したくなっちゃうんですよね…

で、結果は角の通り。

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結果だけ見ればサートゥルナーリアにフルボッコにされてしまった形になりました。

 

レースは意外にもサートゥルナーリアのほうがヴェロックスよりも先行しました。

「あれ?ヴェロックスが先行するんじゃないのか??」とレース序盤からイヤーな予感はしてたんですよね。どう考えても末脚のキレではヴェロックスのほうが分が悪いと思ってたんで…(ヴェロックスの脚が切れないというよりサートゥルナーリアの爆発力がありすぎる感じ)

レースは前半だいぶスローで流れて最後はよーいどんの競馬。こうなると先行しててなおかつ末脚に分があるサートゥルのほうが有利になりますよね…最終的には3馬身とけっこうな差になってしまいました。

ただ個人的には今回はかなり展開的にサートゥルナーリアに有利に働いた気がするので、この着差がそのまま実力差…とは個人的には考えてないです。

次はどこで当たるかわかりませんが、次にサートゥルナーリアとヴェロックスが当たるときを楽しみにしたいと思います(菊花賞での対戦は…ちょっと難しそうな感じですし)

 

で、今回のは単複で買ってたのでトリガミとはいえ一応的中。でも複勝元返しというもう「なんだかなー」という感じの結果になりました…

てか元返しの馬券なんて久しぶりに的中させましたよ。傷を舐めることすら許さない競馬の神様マジでドM。なんか中山競馬場で見てたお客さんも笑うしかなかったみたいだし。

 

まあ言っても始まらないので気を取り直してオールカマーに向かったのですが…まさかさらに衝撃的な結末になろうとは…

 

オールカマーのほうもレイデオロとウインブライトの一騎討ち、というのがもっぱらの戦前の予想でした。ただレイデオロは今年に入ってからのドバイシーマクラシック宝塚記念もなんともだらしない競馬をしていること、ウインブライトは今年無敗ながら2000mより長い距離で勝ち星がないなど不安材料はありましたが、自分も「どっちか飛ぶ可能性はそれなりに高そうだけど、両方吹っ飛ぶことはないだろ」と思ってウインブライトから三連単18点で勝負しました。

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血統派としては中山の芝中距離ならキンカメよりステゴの子のほうが正解なような気がして今回はウインブライトから。勢い的にも飛ぶならウインブライトよりレイデオロのほうかなと思ってました。

で、結果は下記の通りけっこう衝撃的でした。

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はい、まさかのレイデオロもウインブライトも両方飛ぶ、という一番ないと思ってたパターンでの決着となりました。

最初の感想は↓みたいな感じでした。

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ステゴ産駒でもこっちかい!!という…

や、勝ったスティッフェリオはスタートから先手を取っての逃げ切りですが、よく逃げ切りできたな…というのがかなり正直な感想。馬場も味方した、ということなのでしょうか…?いずれにしても丸山騎手の騎乗も見事でしたし、馬自体も結構力強い勝ち方だったと思います。

 

ウインブライトは4コーナーにかかるところで松岡騎手が追いまくりで手ごたえはかなり怪しい感じに。最後は馬群に沈んで終了と厳しい結果に。

松岡騎手のレース後のコメントでは「距離が長い」的なことを言っていた気がしますが、それにしても負けすぎでは??というのが正直な感想。

まあこの一戦で終わった判定するのはいくら何でも早計だと思いますので、次走はよく見ておく必要がありそうですね…まあ次もとりあえず何らかの形で馬券は買うと思います。もしかしたら今日は走る気分じゃなかっただけかもしれません…(ステゴ産駒だけにありえそう…)

 

レイデオロのほうは思いのほか脚が伸びずハナ差で4着。正直、こちらのほうはある程度の実力はあるもののピークは完全に過ぎたのかな?と感じてしまう走りでした。

休み明けとはいえ、昨年のレイデオロならもっと伸びてもいいよね…??と感じてしまいます。次はどこに向かうのか分かりませんが、天皇賞辺りに出てきたらかなり取捨選択に迷ういそうな今回の結果です…

 

ということで東西で全然違う結果になった神戸新聞杯オールカマーでした。

 

さて、来週のスプリンターズステークスからついに秋のG1戦線が開幕です!

 

昨年はそこそこ調子が良かった秋~冬のG1戦線ですが今年は夏が調子悪すぎてけっこう不安…

ちなみに、天皇賞は会社の人と現地観戦する予定です(初心者の方多め)。また開門ダッシュせねばならんのか…

 

とりあえず来週のスプリンターズステークス、頑張ります。

 

【訃報】キングカメハメハ~キングマンボの血を日本で繁栄させた偉大な競走馬

 

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↑日本でキングマンボ系が定着したのはこの馬の偉大な功績だと思います。

心からご冥福をお祈りいたします。

 

皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。

 

先日、ディープインパクトが逝去しましたが、そのディープインパクトと一時代を築いた大種牡馬キングカメハメハが亡くなりました。18歳でした。

 

biz-journal.jp

 

上記の記事によると、ここ5年は体調の良し悪しを繰り返す日々だったようで、すでに白内障で目が不自由になっており、糖尿病のような症状にもなっていたそうです…

数年前から体調が悪いとは聞いていましたが、思った以上に厳しい状態だったのかもしれません。

 

日本におけるキングカメハメハの功績は計り知れない

キングカメハメハの戦績や種牡馬成績はもはや語り尽くされている感があるのでここでは細かい話はしませんが、個人的にこの馬の最大の功績は、キングマンボ系を日本に定着させたことが一番の功績だったと思います。

 

同じキングマンボを父に持つエルコンドルパサーが早くに亡くなったこともあり、キングカメハメハ種牡馬として成功していなかったら、日本の生産界は今よりもはるかにサンデー系の種牡馬で溢れかえっていたと思います。

そういう意味で、キングカメハメハの功績はある意味ではディープインパクトよりも大きかったのではないか?と個人的には思います。

 

後継者としてロードカナロアルーラーシップをはじめ、これから産駒がデビューするキングカメハメハ産駒の種牡馬も多数おり、キングカメハメハ系として今後20年は安泰、といった意見もあるほどです。

 

ディープインパクトに続き、金子オーナーが所有していた名馬が天に召されました。

今後は彼が残した後続諸牡馬たちが日本の競馬界で猛威を振るっていくことと思います。今後のキングカメハメハの血のさらなる発展を期待し、喪に服したいと思います。

最強の大王様よ、永遠に。

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社台スタリオンステーションでのキングカメハメハ。今まで本当にお疲れさまでした

 

【訃報】ディープインパクトの急逝に思うこと~近代日本競馬の結晶よ永遠に

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↑天才・武豊騎手をして「飛ぶよう」と言わしめたディープインパクトの走り。

この偉大な競走馬を超える馬は今後出てくるのでしょうか…?

 

皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。

 

最近、大きなレースもなければ特にトピックスもなく更新をだいぶサボっていましたが、今日はこの話題に触れないわけにはいきません…

長年、日本のリーディングサイアーに君臨し日本競馬の至宝とまで言われた名馬、ディープインパクトが急死しました。

news.netkeiba.com

 

今年は首の痛みで20数頭のみの種付を行い、今シーズンの種付けを休止していましたが、先日頚部の手術を行ったようです。
手術自体は成功し、経過観察中だったようですがその後起立不能になり、頸椎骨折が判明、安楽死措置がとられたとのことです…

 

父のサンデーサイレンスの後継種牡馬として圧倒的な産駒成績を残し、父に勝るとも劣らない大種牡馬となったディープインパクトですが、まさかこのような形で突然亡くなるとは思いませんでした…まずはご冥福をお祈り致します。

 

まだデビューしていない残された産駒は今年と昨年生まれた2世代と今年僅かに種付けしたプラスアルファということになります。今後、父を超えるような産駒が出るかはわかりませんが、残された産駒から怪物と呼ばれるような強さを持った競走馬の登場を期待したいです。(来年のセレクトセールではディープ産駒の高騰がありそうですね…)

 

ディープインパクトが亡くなり、キングカメハメハ種牡馬を引退と一つの時代が終わったと感じます。そして本格的に始まるのが後継種牡馬争いになります。

 

現状、次期リーディングサイアーの筆頭はロードカナロアがかなり有力と個人的には考えていますが、現在リーディングを争っているハーツクライハービンジャールーラーシップなどはディープインパクト産駒が少なくなれば存在感が増してくると思いますし、これから産駒がデビューするドゥラメンテキタサンブラック、現在現役のレイデオロやキセキ、ダノンプレミアムやワグネリアン、フィエールマンあたりも今後引退すればリーディング争いはさらに苛烈になってくると思います。

 

ここ30年のリーディング争いは、途中に多少の間隔はあっても、ノーザンテーストサンデーサイレンスディープインパクトと圧倒的な成績の種牡馬が長く制圧していたイメージがあります。そう言う意味では、今後は久々に訪れた群雄割拠状態、と言っていいと思います。

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↑先日さっそく産駒が重賞制覇を果たしたキズナ。今後はディープ産駒の後継争いも激化しそうです

 

今後の新しい世代のリーディング争いに期待
競馬はブラッドスポーツです。長く生産界をリードした種牡馬もいずれは消え去り、新しい血が台頭していきます。

今回のディープインパクトの急逝は大変悲しいですが、これも競馬では避けては通れない道だと思います。
今後のリーディング争いに期待しつつ、今夜は喪に服したいと思います。

 

ディープインパクトよ、安らかに。

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↑在りし日のディープインパクト。ご冥福をお祈りいたします。

昨日の帝王賞~レーン旋風止まらず!

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↑上半期のダート頂上決戦、今年はしびれる末脚を見れました

 

皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。

 

先日は上期ダート最強決定戦の帝王賞でしたが皆様いかがでしたでしょうか??

 

ゴールドドリーム、ルヴァンスレーブの取り消しは残念でしたが、インティ始めJRA有力馬が多く参戦し上半期のダート締めくくりとして白熱したレースを期待できるメンバーだったと思います。

 

人気の方はインティがやや抜けた1番人気でしたが、最終的には1倍台にはならなかったようです。以下チュウワウィザードとオメガパフュームが差がなく支持され、3強を形成。

 

確かにこの3頭が実力的には抜けてる気がしましたが、個人的にはこの3頭で決まると馬券的に面白くないので、どれか1頭飛んでヒモに穴馬来ないかなーと期待して頭はインティとオメガパフュームにしてやや手広い形で三連単にしてました。


インティは好きなので頭にするのは決めてましたが、あとはどうするかは結構悩みました。レース的には固く収まる可能性も高く、トリガミになったときのダメージを少なくしたかったので頭に3頭はしたくないし…で、散々迷った挙げ句、最後はやっぱレーン頼み!とオメガパフュームを頭に加えての方針にしましたが、パドックの雰囲気見て最終的な本命はオメガパフュームでした。

結果は下記の通り…

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レースはインティがかかり気味でいつも通り前に行き、オメガパフュームの方は後方3番手からのレースとなり、見てる方は大丈夫かコレ?と思いましたが、最終的には4コーナーからの抜群の手応えで抜け出し2勝目のGⅠ制覇となりました。
2着はチュウワウィザード、そして3着にかなりの脚で伸びてきたノンコノユメが入り3連単は16,650円と案外配当が付きました。

 

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↑レーン騎手の勢いが止まりませんな。何かもうあいつ一人でいいんじゃね?って感じになりつつあります。レーン騎手、もはや胡散臭いほどの強さですwww

 

川田騎手はまたしても2着でした。
まあ実力のある騎手なんで、秋はまた期待できると思いますが…上半期のGⅠではトコトン運に見放された感が強かったですね。

 

インティは直線失速し6着でした。
中継で解説していた細江さんも体の硬さを気にしていて嫌な予感はしてましたが、道中もイレ込んでいたようでスムーズに競馬な競馬ではありませんでした。距離も長かったのかもしれません。
↑今回は残念でしたが、秋にはまた立て直してルヴァンスレーヴ、ゴールドドリームとの対決に備えてほしいですね。

 

驚いたのは3着に来たノンコノユメ。あわや2着という走りで健在をアピールしました。
正直、自分もよくヒモに買えたなと終わったあとに思いました。次のレースではしっかり取捨選択したいところです。

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↑チュウワウィザードはよく2着に残ってくれました…

 

帝王賞の後は夏競馬が本格始動!

と、言うことで上半期の最後のGⅠとしてかなり楽しめたと思います。
とりあえず、レーン騎手のおかげで宝塚記念に続き馬券的にはかなり満足な結果で夏競馬に向かえそうです。

上半期のGⅠは中盤の成績ズタボロでしたから終わりだけでも格好がついてよかったです。

次、今週末のラジオNIKKEI賞CBC賞、頑張ります。

 

本日の宝塚記念~やはり実力馬の揃ったGⅠは見応えあり!

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↑上半期GⅠの締めくくりとしては実に内容の濃いレースだったと思います。やはりGⅠはこうあるべきだなと

 

皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。

 

本日行われた上半期最後のGⅠの宝塚記念、皆様いかがでしたでしょうか??

 

今回の宝塚記念、GⅠ馬が6頭(内ダービー馬2頭)と実に豪華な顔ぶれで馬券的にはけっこう悩みました。なんかどれも来そうな気がして…

ただ最後は、今回は”グランプリ”であることを考えると自分の好きな馬から買っていく方針にしました。買った馬がこなかったり、買ってない馬が来てしまったら仕方ない、くらいの気持ちで予想を組み立てました。

 

お気に入りのリスグラシュー、キセキ、それにステイゴールド産駒も好きなのでエタリオウを頭にした三連単と、ずっと応援してたリスグラシューの単複(をちょこっと買って)勝負していました。

 

たぶん、今年の上半期で一番スタート前に興奮したGⅠだったと思います。

結果は下記の通り…

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2番手からレースを進めたリスグラシューが非常に強い競馬で抜け出し、最後はキセキに3馬身をつける圧巻の競馬で2つ目のGⅠタイトルを獲得しました。

本命にしたリスグラシューのおかげで単勝複勝三連単すべて馬券取れて実に御満悦。

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しかし…改めて見てもリスグラシューはホントに強い競馬でした。ハーツクライ産駒の覚醒としてはジャスタウェイ並みの大爆発だったと思います。4角からの手ごたえが抜群で「これはいけそう」と思いましたが、まさかキセキに3馬身もつけて勝つとは思っていませんでした。正直、「すげえ!!こんなに強かったっけ??」というのが最初の感想です…

 

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↑テレビの前でこんな感じになってました…

 

が、ずっとリスグラシューを応援していた自分としては非常にうれしい結果になりました。ハーツクライ産駒は宝塚記念ではあまり成績よくなかったのですが、杞憂に終わってよかったです…むしろハーツクライ産駒の成長力を見せつけられた気がします。

 

惜しかったのはキセキ。スタートは若干遅れ気味のように見えましたが、いつも通り前へ向かい、最後直線で堂々と迎え撃った姿は実に立派だったと思います。

何かまたバケモノじみた女の子(リスグラシューの年齢で”女の子”というのもどうかと思うのですが…)に負けてしまった形になりましたが、自分でレースを作って2着確保は大変立派だったと思います。やはりこの馬も強い。どうにもGⅠでは2-3着が続いてしまっていますが、今後は1つくらいGⅠ勝てるかも…と期待して秋まで待ちたいと思います。

 

3着のスワーヴリチャードもドバイ帰りの疲れも見せず見事な走りだったと思います。たぶん、3コーナー辺りからまくっていったんだと思いますが、最後まで足色が鈍らないのはさすがでした。

この馬もハーツクライ産駒ですし、まだまだ伸びしろがないと言い切るには早いと思います。次はどこに向かうのかはわかりませんが、秋にも元気な姿を見せてほしいと思います。

 

4着はアルアインでしたが、やっぱりちょっと距離が長かったのか最後は大阪杯で見せた伸びがありませんでした。結果的だけ見ると安田記念のほうが好勝負できたかも?と思ってしまいますが難しいところですね。ただ、ディープ産駒の牡馬としては息の長い活躍ができており好感が持てます。

個人的には今後はマイル~2000mまでの距離を極められる可能性があると思います。

秋には天皇賞が2000mのGⅠになりますし、マイルCSもあります。何なら香港マイルor香港カップに出てもいいと思います。この馬の今後も注目です。

 

案外とだらしなかったのはレイデオロ。一応、三連単では2列目に持ってきましたが、なんとなくドバイの気性難的なイメージがあり、自分の印的には連下筆頭、といった扱いにしましたがやっぱり飛びました。掲示板に乗って最低限の面目は保ったといったところでしょうか…

レース後にルメール騎手は「馬場が合わなかったかも?」といった感じのコメント出していますが、個人的にレイデオロは上がり重視のスパっと切れるタイプの足ではない気がしますので、今回の馬場だとレイデオロにとってはそんなに不利ではないと思っているのですが…現状ではちょっと判断できませんね。

ただ、今回の結果からやっぱ府中のほうがどちらかといえば合いそうな印象を持ちました。秋は天皇賞かJCに出てきたら馬券買うか検討したいところです。

 

それ以外だと…頭に買ったエタリオウは道中積極的に動くも9着という結果でした。

ただ、今回は結果が出ませんでしたが、今後も横山さんとのコンビは継続してほしいですね。まずは1勝、GⅢでもいいので重賞のタイトルが欲しいですね…

もしくは思い切って海外遠征のほうが結果が出るかもしれません。オーストラリアのコーフィールドカップメルボルンカップを目標にするのもいいかもしれません(向こうの芝が合うかわかりませんが…)いずれにしても、今後の成長を期待したい1頭だと思います。

 

2019年宝塚記念を戦い終えて

今年の宝塚記念はとにかくリスグラシューが強かった、の一言に尽きると思います。

正直、東京新聞杯を勝ったころには、牡馬の一線級をたたき伏せることができるほど強くなるとは夢にも思っていませんでした…

そういう意味では昨年のモレイラ騎手が乗って勝ったエリザベス女王杯が一つの契機になったと思います。この後は海外へ、といったプランも出ているようですが、今日のようなパフォーマンスが出せれば仮にアーモンドアイとぶつかってもいい勝負ができそうな気がしますし、海外のアウェーでも好勝負できるのではないかと思います。

まずはゆっくり疲れをいやしてほしいですね。

 

そしてやはりグランプリでずっと応援していた馬が勝つのは格別でした。こういうレースが毎年できれば宝塚記念も価値がさらに上がると思います。

 

また、レーン騎手にはまた来てほしいですね。自分も新潟大賞典から宝塚記念までホントお世話になりました…(けっこう取らせてもらった馬券多いです)次はいつ来てくれるのか楽しみです。

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↑最後にGⅠ勝って帰るレーン騎手。

次来たときはまたよろしくお願いします!(馬券的に)

 

そして来週から夏競馬が本格的に始まります!

ビッグレースは少なくなりますが、夏競馬のちょっとゆーるくなる雰囲気、荒れがちなレースが増えるあの感じ、嫌いじゃありません。

今年は北海道遠征も予定していますので、札幌で競馬も楽しめたらいいなと思っています。

宝塚記念~毎年有力馬が回避するグランプリを盛り上げるには

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有馬記念と同じくファン投票上位馬が出走できる”グランプリ”宝塚記念。しかし最近は有力馬の回避も目立ち…

 

皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。

 

さて上期最後のGⅠとなる宝塚記念です。
今年はGⅠホースが6頭揃う豪華なメンバーになりましたが、ここまでメンバーが揃うのも久しぶりだな、と言うのが正直な感想です。
よく有力馬が使いにくいと言われる宝塚記念ですが、原因は何なのでしょうか…?

例年、もう一つのグランプリである有馬記念と比べるとイマイチ盛り上がりに欠ける感のある宝塚記念ですが、よく言われている原因は下記のようなものかと思います。

 

日程的に使い辛い
例年、開催時期は6月の3週頃ですが、これはダービーを使った3歳馬や安田記念を使った古馬も参戦できるように…という思惑からと思いますが如何せんローテーションは詰まり、また夏に近すぎて秋のローテーションへの影響を嫌って回避するパターンが多い気がします。

 

大阪杯のGⅠ昇格
同じような条件の大阪杯がGⅠに昇格し、春の中距離最強決定戦は完全にあちらに奪われた感があります。大阪杯中山記念を叩いてから出るもよし、春の天皇賞のステップにするもよしとかなり使い勝手がいいイメージです。

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大阪杯の重要度が増したのとは反対に、宝塚記念はなんとなく重要度が下がった気も…

 

阪神2200m
距離的にかなりハンパな上に馬場も荒れがちとあまりいい条件ではないと思います。さらに内回りなので小回りを要求される上に直線が短いのもマイナスです。個人的には見ている側としても興奮は削がれやすいかな…という気もします(4角からの攻防も面白くはあるのですが…)

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↑やっぱり直線は400mは欲しい…

 

賞金が魅力的ではない
これ、けっこう有力馬が参戦しない理由の中でも大きいのでは?と思います。宝塚記念の1着賞金は1億5千万に対して有馬記念は3億円と1億5千万も1着賞金が低いので、馬主さんも秋に影響が出る可能性がある場合は積極的に狙いたいレースではないと感じてしまうのではないかと思います。


有力馬が参戦しやすくするには…
とまあネガティブな項目が上がりましたがではどうすべきか?と言うことになりますが、個人的には下記のような対策がいいのでは?と思っています。

 

日程面での対策
現在の日程では使い辛いと言うのであれば、いっそののこと安田記念の次の週にやってしまうのがいいのではないかと思います。それだとダービーに参戦した3歳馬や安田記念に参戦した古馬が出走出来ない、と言われそうですが、現状でもそっちの路線からの参戦はほぼほぼないので、それなら前倒ししてしまったほうがいいのかなと思います。それにその方が高速馬場で行われるダービーでは相性が悪いパワー型の有力3歳馬などの参戦も期待できるのではないかなと…

ただ、香港を使ったローテーションだと少し厳しくなってしまいそうなのと春の天皇賞組もやや厳しいローテーションになりそうですが秋の天皇賞からジャパンカップ、その後有馬記念に向かうよりは有情仕様かなと…

 

コースの問題
内回りの阪神よりは外回りが使える阪神2400mの方が有力古馬には魅力的に映るのでは?と思います(マイラーよりの馬にはノーチャンスになってしまいますが)大阪杯が内回り2000mですので同じようなコースで遅い日程で開催するくらいならこれくらい思い切っても文句は言われない気がします。
それに極端な高速馬場にならない阪神でこの距離なら香港勢の参戦も期待できるのではないかと思います。

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↑実は見てみたい阪神2400mでのGⅠ。直線も450m以上あるし紛れも阪神2200mよりは少なくなると思いますがどうでしょう??

 

賞金面での対策
もうこれは有馬記念と同額にしてしまっていいと思います。今のJRAなら1億5千万くらいの増額は余裕でしょうし…


今年も名勝負を期待したい宝塚記念
といった感じで対策出しましたがどうでしょうか??
近年では上記のようなネガティブな意見もありましたが、数々の名勝負が繰り広げられたのも宝塚記念でした。
個人的にはやっぱりグラスワンダーの勝った1999年の宝塚記念が1位ですかね…

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↑何度見ても神勝負だった1999年の宝塚記念

※リアルのグラスには青い謎オーラは出ませんwww


今年はかなりの豪華メンバーですし、名勝負を期待したいところです。
頭にキセキ、リスグラシュー、エタリオウ辺りで三連単かなあと(いっそリスグラシュー単勝とかでも楽しめそうですが)