天皇賞・春~今では貴重な3000m級GⅠに思うこと
↑今年はどんなレースになるのか…
皆様はじめまして。こんにちわ。こんばんわ。
ブログの更新が遅れてしまい申し訳ございません…39度の熱を出して1週間ほど死んでおりました。
↑完全に動く気をなくしておりました…
インフルではないようなのですが、最近は2-3か月に1回のペースで38度以上の熱出して体調崩しており、体力と免疫力の低下を実感しております…そろそろくたばるかもしれんな。
さて、今週は春の天皇賞です。3000m級のGⅠは菊花賞とこの春の天皇賞のみとなります。
最近ではスピード化の影響で影が薄くなってきている感がありますが、個人的には騎手のペース配分、駆け引きが他のレースよりもかなり比重が大きく、結構好きなレースだったりします。
その中でも印象に残っている天皇賞・春がマヤノトップガンが制した1997年の春の天皇賞です。
第115回、1997年の春の天皇賞
このレース、確か自分はまだ小学生だったのですが、テレビで見た内容が妙に記憶に焼き付いています。
1番人気は横山典さん騎乗のサクラローレル、2番人気が田原騎手騎乗のマヤノトップガン、3番人気が武さん騎乗のマーベラスサンデーとなんとも懐かしい面々が人気上位だったこのレース。上記3頭で3強を形成していました。
レースはビッグシンボル(今聞くとすごい名前だよなこれ…)が逃げを打ち、トップガンがややかかり気味なしぐさを見せるところからスタートしました。
その後、正面スタンドからしばらくはやや落ち着いた流れだったのですが、3コーナーの手前でローレルが引っ掛かったのか2番手まで前進、これに他馬も動きを見せ一気に展開があわただしくなりました。マーベラスサンデーはサクラローレルに並びかけながら仕掛けはじめ、中段にいたマヤノトップガンはやや置いて行かれる形に。
最後の直線、サクラローレルとマーベラスサンデーは壮絶などつきあいを展開し、残り200m付近でサクラローレルが前に出ましたが、そんな必死のどつき合いを大外からなんかとんでもない脚を使って内で必死に叩き合う2頭をあっさり切り捨てて驚異的な末脚を繰り出したマヤノトップガンが差し切ったゴールでした。
このレース、勝ちタイムは3.14.3で従来のライスシャワーのレコードを3秒近くも短縮する驚異的なタイムで、場内が何か騒然としていたのがテレビに映っていたのを覚えています。
このレース、あとから見てみるとトップガンの最後の直線の位置取り、結構絶望的な位置でここから届くのか…と今見ても驚きます。
平成最後のGⅠ、天皇賞・春
以上、個人的に印象に残っている天皇賞春でした。
ここ最近では有力古馬はこの春の天皇賞を回避するケースも増えてきており、今年の天皇賞もGⅠホースはフィエールマンだけになりました。
それでも、やはり騎手の駆け引きやスタミナが武器の馬にもチャンスがあるような春の天皇賞のようなGⅠは今後も残ってほしいと思います。
なお、今年の天皇賞は元々シャケトラを本命にするつもりだったのですが、あのようなことになってしまったので…エタリオウとユーキャンスマイルでからで勝負をしてみようかなと。